🌳 Geaconビルドガイド
購入前チェック
| 確認項目 | この製品で必要なもの・注意点 |
|---|---|
| スイッチ・キーキャップ | MX互換スイッチ ×62、MX用ソケット ×62、選んだ日本語/英語配列に合うキーキャップ ×62を別途用意 |
| スタビライザー | 付属プレートはプレートマウント用。2Uプレートマウントスタビライザー ×4を別途用意 |
| トラックボール | 34mmボール ×1を別途用意 |
| 電源 | 無線化する場合は3.7V LiPoバッテリー ×1(902540想定、厚さ9mm以下)を別途用意 |
作業を始める前に
- 注文したキットの構成と部品表を照合します。実装済みの部品へのはんだ付けは不要です。
- はんだ付けや配線・FFCケーブルの抜き差しは、USBと電池を外して行います。電源スイッチをOFFにするだけでは作業しないでください。
- 部品の取り付け面・向き・極性を、基板の印字と各手順の写真で確認します。写真と手元の基板が異なる場合は加工せず、基板の版とキット内容を確認してください。
- 通電前に、はんだのブリッジ、切り残したリード線、ケーブルの挟み込みがないか確認します。
書き込み方法と接続トラブルの切り分けは、ファームウェア取り扱いガイドを参照してください。
部品確認
付属品
| 名前 | 数 | 備考 |
|---|---|---|
| メインPCB | ×1 | |
| Seeed Studio XIAO nRF52840 | ×1 | メインPCBに取付済み |
| PMW3610用PCB | ×1 | メインPCBに取付済み |
| L字ピンヘッダー | ×1 | メインPCBに取付済み |
| バッテリー用ケーブル | ×1 | ※無線化する場合のみ |
| スイッチプレート(左) | ×1 | 付属するのはプレートマウント用 |
| スイッチプレート(右) | ×1 | 付属するのはプレートマウント用 |
| ケース(左) | ×1 | |
| ケース(右) | ×1 | |
| リセットスイッチボタン | ×1 | |
| トラックボールケース | ×1 | |
| 2mmセラミックボール | ×3 | トラックボールケースに圧入済み |
| M3 × 5mmネジ | ×8 | |
| M2 × 5mmネジ | ×2 | |
| 細い結束バンド | ×1 |
別途用意するもの
| 名前 | 数 | 備考 |
|---|---|---|
| 34mmボール | ×1 | |
| 2Uプレートマウントスタビライザー | ×4 | |
| MX互換キースイッチ | ×62 | |
| MX用キーソケット | ×62 | |
| MX型十字ステム対応キーキャップ | ×62 | 選択した日本語配列または英語配列に合うもの |
| LiPoバッテリー(3.7V、902540想定) | ×1 | ※無線化する場合のみ ※より小さいものも使用できますが、厚さ9mm以下にしてください。 |
| 両面テープ | ×1 |
⚠️ LiPoバッテリーは極性を確認し、短絡・過充電・過放電を避けてください。膨張、異臭、異常な発熱がある場合は使用しないでください。
スイッチソケット(PCBマウントスタビライザー)の実装
ソケットは日本語配列と英語配列で使用するキーに注意しながらはんだ付けする。
PCBマウントスタビライザーを使用する場合はここで実装する。
バッテリーケーブルの実装
無線化する場合のみ行います。
メイン基板を裏向きにして、バッテリーのパッドに+-を間違えないようにしてケーブルを差し込む。
※上が-(GND、黒)、下が+(VCC、赤)
表からはんだ付けする。
はんだ付け後、裏面に伸びたリード線はショートしないようにカットする。
バッテリーケーブルはテープや接着剤でPCBに固定することを推奨。

Tips:ぶらぶらしたケーブルがPCBのネジ穴とケースの固定用突起に挟まったままPCBを挿入したことで、ケーブルが切断されたことがあるので注意。
バッテリーの実装
無線化する場合のみ行います。
ケース左上の空間にバッテリーを両面テープなどで固定する。
この段階ではバッテリーを接続しません。すべてのはんだ付け・FFCケーブル接続と配線の点検を終えてから、バッテリーを接続してください。線の色だけで判断せず、基板の+/-表示とバッテリーの仕様で極性を確認します。

スイッチプレートの組み立て
プレートマウントスタビライザーを使用する場合は、スイッチプレートにスタビライザーを実装する。
スイッチプレートとメインPCBを重ねてスイッチを挿していく。
ケースの組み立て
ケースを組み合わせる。
ケース内側の結合用突起に結束バンドを付けて固定する。
リセットスイッチをケース内側から差し込む。(吹き飛びやすいので注意)
メインPCBをケースに取り付ける。この時、バッテリーケーブルがPCBのネジ穴とケースの固定用突起などに挟まれないように注意すること。
M3ネジでPCBをケースに固定する。
ケースは指定のネジや固定部品で組み立ててください。はんだごてによるケースの融着は、変形や分解不能の原因になるため、このガイドでは行いません。
トラックボールケースの実装
トラックボールケースを差し込み、裏からM2ネジで固定する。
ファームウェアの書き込み
設定リポジトリの配布案内に従い、選択した日本語/英語配列に対応するUF2を用意します。
USBケーブルでPCに接続する。
裏面のリセットスイッチを素早く2回クリックするとUSBドライブとしてマウントされる。
UF2ファイルをドラッグ&ドロップするとファームウェアの書き込みが始まる。
再起動後、キーとトラックボールが動作することを確認する。ドライブが消えたことだけでは成功と判断しない。\
レイヤー機能
| # | レイヤー | 機能 |
|---|---|---|
| 0 | USレイヤー | デフォルトのレイヤー |
| 1 | 疑似JISレイヤー | tabキー長押しで有効/無効を切り替える。 |
| 2 | Functionレイヤー | |
| 3 | マウスレイヤー | トラックボールが動いている間にのみ有効になる。 |
| 4 | スクロールレイヤー | レイヤー2を有効にしている間にのみ有効になる。 トラックボールを動かすとスクロールする。 |
| 5 | BTレイヤー | 数字1~5を押すことで接続プロファイルを切り替える。 |
JISレイヤー機能
・tabキー長押しでレイヤー1(疑似JISレイヤー)を有効/無効を切り替える。
・レイヤー1は日本語配列として認識しているキーボードで英語配列の入力ができる。
(例:日本語配列として認識しているPCで、レイヤー1を有効にしてSHIFT+2→@を入力)
マウスレイヤー機能
以下のマウス入力が可能となる。
| キー | 機能 |
|---|---|
| 「.」キー | 左クリック |
| 「/」キー | 中央クリック |
| 「右SHIFT」キー | 右クリック |
接続プロファイル切り替え機能
・「\」キーを押している間レイヤー5が有効になり、同時に数字1~5を押すことで接続プロファイルを切り替える。
・レイヤー5で「`」キー→現在の接続プロファイルを消去する。tabキー→接続プロファイルを全て消去する。
キーの編集(ZMK Studio)
ZMK Studioの起動
Web版 https://zmk.studio/ ※USB接続のみ対応
アプリ版 https://zmk.studio/download ※USB接続、無線接続対応
起動すると以下のような画面が表示される。接続するキーボード名をクリックする。

キーの編集
左ペインでレイヤーを選択

変更したいキーを選択し、下部に表示されるKeyから設定したいキーを選択する。

変更を反映するには右上の保存ボタンをクリックする。

キーの編集(Keymap Editor)
以下リポジトリをクローンして、ローカルにチェックアウトしておく。
https://github.com/te9no/zmk-config-te9no
Keymap Editorのページを開く。
https://nickcoutsos.github.io/keymap-editor/
File Systemを選択する。

Import Keymapsをクリックする。

.keymapファイルを選択する。

Identify Keyboardをクリックする。

Custom…を選択する。

ファイルの選択をクリックする。

.jsonファイルを選択する。

Confirmをクリックする。

Continueをクリックする。

変更したいキーと割り当てを編集し、Saveボタンをクリックしてローカルのファイルへ保存します。

GitHubのリポジトリに変更をプッシュする。\
GitHub Actionでコミットごとにビルドされる。Artifactsからビルドされたファームウェアをダウンロードする。

その他
電源スイッチ
電源スイッチは左側でON、右側でOFFとなる。
PCBの外し方
USBと電池を外してから作業してください。金属工具で基板やバッテリーを傷つけないように注意します。
トラックボールケースを固定しているネジを外す。
トラックボールケースを外す。
電源スイッチとケースの隙間にマイナスドライバーなどを差し込み、PCBを持ち上げる。
左端にできたケースとPCBの隙間にカードなどを差し込み、電源スイッチ付近を押し込むと、左下が持ち上がる。
PCB左側を持ち上げたまま中央部分も持ち上げてケースから外す。